- 元データ(文字起こしZIP)
- 概要
- Day1要約
- Day2要約
- Day3要約
- 時系列の流れ
- Day1
- 【00:00〜01:00】キックオフ、環境構築&Grokbot 101基礎デモ
- 【01:00〜02:00】実践Q&A、ゲストPeter Yang登場&事業テーマ決定
- 【02:00〜03:00】即時デプロイ、ゲストPeter&Codyからのビジネス講義
- 【03:00〜04:00】集客マーケティング論、開発自動化&エンジニア向け講義
- 【04:00〜05:00】Cloud Agents高度活用デモ&リアルタイム開発セッション
- 【05:00〜06:00】立ちはだかる規制の壁、アート展示へのピボット&PM向けセッション
- 【06:00〜07:00】航空会社改善デモ、ゲストEric対談&ターゲットの絞り込み
- 【07:00〜08:00】チケット・物理グッズ構想&ファウンダー向け実践ワークショップ
- 【08:00〜08:45】会場Q&A、22体のボットを操る起業家Jenny&Day 1ラップアップ
- Day2
- 【セッション1】生活のペイン解消とゲームスタジオへのピボット
- 【セッション2】セールス現場のGrok Bot実務&Matt Berman合流
- 【セッション3】Matt Berman対談、Nokiaの50M行分析、Stanford生の就活Bot
- 【セッション4】Remotion動画量産&SimonのSDR兵士軍団
- 【セッション5】SDRワークフロー完走、無料キャンペーン&ゲーム本格開発
- 【セッション6】ゲーム「Cupcake」本格ビルド、日常の工場化、1Password連携
- 【セッション7】音響Bot投入&Davidのカスタマーサポート(CS)徹底講義
- 【セッション8】CSワークショップ完走、サウンド試聴&Day2クローズ
- Day3
- Day1
元データ(文字起こしZIP)
本記事のもととなった配信の英語・日本語文字起こしデータ(全文・要約等)をまとめたZIPファイルです。
文字起こしZIPをダウンロード(galaxy-transcripts-en-ja.zip)
概要
サンフランシスコのThe Howardから、SpaceX AIチーム主導の72時間開発ドキュメンタリー「Grok Bot Galaxy」がXライブストリームで生配信された。
- 配信趣旨: Grok Bot等のAIツールを駆使し、3日間(72時間)でゼロから会社・プロダクトを立ち上げる(Ship by Thursday)実験プロジェクト。
- 同時2トラック: ライブでの会社構築と、エンジニアリング/PM/創業者/セールスエンジニアリング/セールス/SDR/サポート/マーケティングオペレーションズ/ポストセールス/マーケティング向けクラスルームセッション。
- 主要ホスト:
- Matt Palmer(Developer Experience担当。番組進行、要件定義、ビジネスモデル・広告枠設計)
- Lauren Tan(@potato / SpaceX AIエンジニア。月間2,500件のPRを処理する「P-Stack」開発者)
- Roshan Sadanani(SpaceX AI プロダクトマネージャー。仕様策定、UI/UXデザイン)
- GitHub Org: Ship by Thursday(github.com/shipbythursday)
- 最終プロダクト: 対戦型オートバトラーゲーム「Thursday Arena」(thursdayarena.com)
- 主要メトリクス(Day3終了時):
- 総PV:約17,000 PV(Vercel Analytics)
- プレイ数:4,000〜4,500回以上、マッチ数:6,000超
- X連携認証ユーザー:1,000〜2,000人規模
- PR処理数:累計270〜430件以上(AIエージェント群が自動作成・マージ)
- コンテスト(Grokbot Galaxy Challenge):
- Grokbot活用事例・テンプレートリンクを添えX公式(
@Grok、@bot)へ引用リポストで応募(9月29日締切)。 - 賞品:最優秀賞はStarbaseでのStarship打ち上げ見学、準優勝はホーソーンのSpaceX工場見学。
Day1要約
Day1(配信時間:約8時間45分)は、GitHub Org Ship by Thursday の開設と基本スタック(Slack、Notion、Cursor、PlanetScale、Vercel、Stripe)選定から開始。講義「Grokbot 101」(Roman)ではAIがChatからCopilotを経て長期記憶やVM自律性を持つTeammateへ進化するパラダイムが示され、Amritaのデモで複数Bot連携やTeach a Task、Auto-reviewが実演された。 Peter Yangとの対談や「Marky McMarkface」の調査から、事業テーマはSF実店舗向け「ポップアップ運営支援OS」に決定。Dr. EggbotによりSteve(CoS)、GROCPOT、Taterを配備し、配色ナイトマーケット・ピンクで shipbythurs.day を即時デプロイした。Cody Sanchezのディストリビューション論、LaurenのPotato Factory、Ling ShiのCloud Agents講義が行われた。 だがSF市内での飲食許認可に数週間以上要することが判明しアート展示イベントへのピボットを検討。PM向けセッション、航空会社「Fly Low」デモ、Eric(Carat)とのグッズ構想、Shubh GaurのBot運用論が行われた。最後にJenny(Gemma Media)からSFの会場費・許認可の厳しさが指摘され、リアルイベントの制約から初日終了時点で事業方針の根本的再検討に直面した。
Day2要約
Day2(配信時間:約5時間45分)では、Day1のレストラン向けポップアップOS方針をやめ(ポップアップを殺した)、ブラウザゲームスタジオ事業へ転換した。作業名は「Cupcake」(後のThursday Arena)。 Karen X Chengが荷物トラッカーやMorningbot(newspaper.carenx.com)を紹介。Laurenはホワイトボード「tldraw」で画面案をスケッチし、Cloud Agentへ渡して実装を開始。フロントとバックエンドをNext.js/Reactで分離した。 セールスセッションでは商談中Bot検索やGranola連携が紹介され、Matt Bermanは電力プラン変更で年約1,000ドル節約のデモを披露。Nokiaの5,000万行コード分析事例(2名・約2週間)やStanford生の就活Botチームが紹介された。ShardulはRemotionによる動画広告自動生成を実演し、Simon(xAI GTM)はSDR部隊(CoS、Shakespeare、Simon Soldiers)の自動調査フローを示した。Dr. Eggbotテンプレート複製先着1,000名へ1ヶ月無料キャンペーンも告知された。 ゲーム開発ではBake、Glow、Crit、Tonesを配備し、Notionを正本(Source of Truth)として運用。初期段階ではテストコードを削除して出荷優先とする方針が示された。1Password連携発表後、DavidによるCS講義ではFly Lowを題材に段階的委譲(Crawl→Walk→Run)とTuneループが実演された。BGM、Xログイン、リーダーボードが統合され、Day3広告MVP予告で終了した。
Day3要約
Day3(Launch Day)では、無料ブラウザオートバトラー「Thursday Arena」(thursdayarena.com / @ThursdayArena)が本番ローンチされた。 MarOpsセッションでスワイプ式リード判定アプリが実演された後、スタジオでXログイン、PlanetScale DB、Vercel Serverlessの配線が進められ早期公開が決定された。 午前10時に公式サイトと公式X(@ThursdayArena)が公開。無料ブラウザオートバトラーとして、キャプテン/ミステリーチームメイト、3ラウンド、トークン+フード、最大3ボット、72ファイター、ゲスト練習、Xログイン+Elo。Grok Botカードを10ゴールドで編成する仕様およびFreeze・りんごバフも実装してリリースされた。公開直後にアクセスが急増したが、ショップ詰みやログアウト不能、「Unknown bot」表示等の不具合が多発(初期報告の約71%がバグ、約16%が称賛)。新機能開発を停止しコアループ修復に集中した。 不具合対応には自律型「Feedback Factory」(ゲーム内報告 → Slack #feedback → CrumbleのComputer Use再現 → Notion起票 → Hash Brown監査 → Cursor Cloud Agents自動修正・マージ)が稼働。VincentとのPLG議論、Blake SchulerによるCS自動化と合議制Bot会議が実演された。 Dan Hill(Stripe)との議論でPay-to-Winを排除し、スポンサーカードやティッカー広告枠の方針を策定。配信中に「Grok Botボイスモード」が公開され、LaurenがBakeへ音声でPRマージを指示した。マーケE2E自動化やEric合流による開発加速の中、不正SQLによる本番ダウンが発生したがEricとCloud Agentにより数分で復旧。1ドル広告テストが完了し、「Mash more PRs」の合図で72時間の配信が終了した。
時系列の流れ
Day1
【00:00〜01:00】キックオフ、環境構築&Grokbot 101基礎デモ
- スタック選定:
- 選定基準は「人が本当に欲しがるもの」「日常的に使えるもの」「実際にお金を稼げるもの」。
- GitHub Org Ship by Thursday(github.com/shipbythursday)を作成。Slack、Notion、Cursor、Stripe/Link、PlanetScale(Postgres)を選定。
- Laurenの開発ワークフロー「P-Stack」を導入し、ボット(創業エンジニアボット、インターンボット等)を編成する方針を決定。
- 講義「Grokbot 101」(登壇:Roman):
- AI活用の歴史を「Chat(質問回答)」→「Copilot(作業支援)」→「Teammate(役割と成果を担う同僚)」への転換と説明。
- 長期記憶を持つチームメイト・パラダイム、専用Linux仮想マシン(Computer Use)、24時間常駐稼働の3特徴を解説した。
- 自律連携デモ(実演:Amrita):
- Data Dan(データ収集)、Slide Sonya(スライド作成)、Email Ethan(メール送信)の連携を実演。
- 音声入力によるGoogleフォーム生成、画面操作をスキル化する「Teach a Task」、外部送信を人間が確認する「Auto-review / Approvals」を実演した。
【01:00〜02:00】実践Q&A、ゲストPeter Yang登場&事業テーマ決定
- Q&Aと運用(Amrita):
- Googleフォーム権限エラーを修正し永続メモリ(AWS S3)へ学習させる過程を解説。
- Auto Review、専用VMでの社内DB・VPN・1Password連携、記憶複製による初期化手順を説明した。
- ゲスト登場:Peter Yang(ソロプレナー):
- ニュースレター『Behind the Craft』やYouTubeを運営するPeter Yangが登壇し、「1人ビジネスの相棒としてボットと対話している」と述べた。
- 仕様書議論より早期プロトタイプ作成を重んじる姿勢や、AI操作がRTSゲームのユニット指揮に近いという見解を語った。
- 事業テーマ決定:
- 市場調査ボット「Marky McMarkface」を稼働させ、「リアルな非テック現場を助けるツールが欲しい」というユーザー要望を収集。
- 「SF実店舗・シェフ向けポップアップ運営支援OS」(シェフ+会場+イベントマネージャー)に決定。席予約、発券、決済、イベント運営の統合を目標とした。
【02:00〜03:00】即時デプロイ、ゲストPeter&Codyからのビジネス講義
- ボット編成と音声プロンプト:
- ボット作成ボット「Dr. Eggbot」によりSteveを参謀役(CoS)へ設定。HTML/CSSプロトタイプ担当「GROCPOT」、エンジニアボット「Tater」を配備。
- マイクで話し「自分の言葉で言い直して要約して」と指示する音声入力を実演した。
- Peter Yangの講義:
- 「アイデアより最初の1ドル獲得が重要」「ボットはcron等で自律的に進捗報告させる従業員として扱うべき」と述べた。
- Web公開とドメイン取得:
- 配色をナイトマーケット・ピンクに選定。GitHub(
popup.git)からVercelへ連携しドメインshipbythurs.dayを取得して公開。速度優先で直接mainブランチへプッシュする運用を採用した。 - ゲスト登場:Cody Sanchez(起業家・投資家):
- 著書ローンチ用ダッシュボード(13.5万アクセス、CAC、AOV)を公開。
- 「事業決定前に3人に販売してみるべき」「VC依存でなくディストリビューションこそ最大の優位性」と述べた。
【03:00〜04:00】集客マーケティング論、開発自動化&エンジニア向け講義
- Cody Sanchezのディストリビューション論:
- 初期段階での有料広告は非推奨とし、Xでの議論・問題提起を通じた集客を推奨。
- 「ボットも徹底した監視と軌道修正(Oversight & Iteration)が不可欠」と述べ、初期から実績数値を蓄積する「Proof Vault」の重要性を説いた。
- 開発自動化パイプライン:
- SF飲食経営者を調査する「Operator Research Bot」を設計。
- Laurenがパイプライン「Potato Factory」を構築。Tater作成のPRをHashbrownがチェックし、Cursor Automations経由でSlackへ連携するCI/CDフローを整備した。
- 講義「Grok Bot for Engineering」(登壇:Ling Shi):
- コーディング進化史(Autocomplete → Tab → Ask & Edit → Cursor 2/3 → Automations & Cloud Agents)を整理。
- 多数のCloud Agents並行稼働による文脈切り替え負荷を解消するため、指示・監視・軌道修正を担う統括役としてGrok Botが必要となった背景を説明。
【04:00〜05:00】Cloud Agents高度活用デモ&リアルタイム開発セッション
- Cloud Agents活用解説:
- ツールコール制御、MCP連携(Vercelビルドエラー修復)、24時間自律稼働、モバイルからのリモート介入を実演。
- 不在時自動承認、Xバグ報告からのmain再現と自動PR作成、深夜コード整理、CIエラー自動修正を紹介。「AIは全て受諾しがちなため人間側が断る基準(Say No)を設定する必要がある」と説明。
- 専門ボット部隊編成デモ:
- Ling Xixi(首席補佐官)、Craig(UI)、Steve(DevX)、Hogan(インフラ)、Jenny(運用統括)に分担。Notionプレイブックを参照したオンボーディングや、航空会社バグ再現デモを実施した。
- スタジオ開発の進展:
- Laurenが自律検証スキル(Verification Skill)を導入し、ボット自身が実行するCLIと機能マップを自動生成させた。
- RoshanがPlanetScale接続を完了しLP刷新。tldrawでイベント作成(会場・スタッフ・メニュー・工程)要件を整理した。
【05:00〜06:00】立ちはだかる規制の壁、アート展示へのピボット&PM向けセッション
- 規制の壁と方針検討:
- SF市内での飲食・酒類・道路使用等の許認可取得に数週間〜1ヶ月以上要することが判明。
- 72時間の期限に合わせレストラン形式から「アート展示イベント(Art Exhibition)」へピボット検討。アーティスト公募、アバター展示、倉庫探索へ移行した。
- PR説明欄に画面収録動画やスクショを自律添付するパイプラインを稼働させた。
- セッション「Grokbot for Product Managers」(登壇:Kevin DeParco & Roshan Sadanani):
- 「コード生成が容易な現代においてソフトウェアとはプロダクトマネジメントそのもの」と述べた。
- Grokbotを「隣の席の同僚」と位置づけ、複数ツール横断、長期文脈、専用VM、自然言語協調の4要件を提示。
【06:00〜07:00】航空会社改善デモ、ゲストEric対談&ターゲットの絞り込み
- 架空航空会社「Fly Low Airlines」改善デモ:
- Cora(CoS)、Emily(EM)、Ashley(データ分析)、PM Pete(PRD)、Pixel(デザイン)、Ray(採用)からなるチームを紹介。
- Ashleyが売上データ(1,400件)から離脱要因が運賃選択遷移部にあると特定。PeteがPRD作成、PixelがFigmaで2案作成、Novaが実装PR作成の流れを実演。
- メモリ管理Q&A:
- 個別メモリと共有メモリプールを分離し、文脈汚染を防ぐ構成を解説した。
- ゲスト登場:Eric(Carat CEO / 元Instagram PM):
- 「PM業務の調整推進はAIで効率化されたが、何を作るか・どう作るかの意思決定は人間の役割」と述べた。
- ターゲットを「ファンと対面で繋がりたいテック/AIブランド向け限定グッズ販売ポップアップ」へ絞り込み、グッズ・チケット・会場と定義した。
【07:00〜08:00】チケット・物理グッズ構想&ファウンダー向け実践ワークショップ
- リアルポップアップ企画の具体化:
- 光る電子基板バッジ風チケットやSlack連動で点灯するぬいぐるみ型Grokbotを検討。内製ツールとして作り込む方針を確認。
- Ericとの対談では、小さなセグメントから拡大する戦略やクリエイター向け案件獲得ワークフロー(リサーチ、アプローチ、条件交渉、企画の4体連携)が紹介された。
- 講義「Grokbot for Founders」(登壇:Shubh Gaur):
- 運用ボット群を紹介:Close Bot(事前調査HTML・改善)、Prod Bot(リリース追跡・ログイン検証)、Stock Bot(競合登録・解約調査)、Proto Bot(要望からの迅速PR)、YAP Bot(口調模倣)。
- トークン節約法として、API直接呼び出し優先、Webhook/通知トリガー活用、Cookieインポートによるログイン維持を挙げた。
【08:00〜08:45】会場Q&A、22体のボットを操る起業家Jenny&Day 1ラップアップ
- 質疑応答(Shubh):
- 確実な動作のため決定木コード生成・実行を推奨。グループチャットでのボット乱立を避けメンションで呼ぶ運用を説明。
- ゲスト登場:Jenny(VC投資家・メディア起業家):
- 7事業を運営し22体のGrokbotを稼働させる「Gemma Media」の体制を紹介。
- 統括「Master Chief」、メール監視「Boxie」、会議文字起こし「Scribe」、経理「CFOボット」等の階層構造を解説。
- 「SFは会場費が高く許認可のハードルが極めて高い」と指摘し予算試算プロンプトを実演。夜間用に許認可調査、会場スカウト、招待リスト作成ボットを提案。
- Day1 ラップアップ:
- ソフトウェア基盤(Slack、Notion、GitHub、Vercel、LP V1)の完成を確認。
- SF実店舗イベントの許認可や会場費の制約から事業テーマの再検討が必要となり、夜間ボットを設定して初日を終了した。
Day2
【セッション1】生活のペイン解消とゲームスタジオへのピボット
- ゲスト登場:Karen X Cheng(クリエイター):
- 非エンジニア視点でのBot活用を語り、「生活上の不便を解消する『vibe creating』が可能」と述べた。
- 反転フラップ式ディスプレイに表示する「パッケージトラッカー」、朝のWeb新聞を発行する「Morningbot」(newspaper.carenx.com)と物理印刷実験、限定商品在庫アラート、iMessage自動化を紹介した。
- ゲームスタジオ事業(Cupcake)の企画開始:
- ポップアップOSをやめ、ブラウザゲームスタジオ(作業名 Cupcake)へ方向転換。Laurenが「tldraw」上でボット対戦ゲームの画面構成(キャプテン選択、編成、マッチング、対戦演出)をスケッチ。
- Cursorのプレビュー画面をCloud Agentに渡し、デザインに基づく実装を開始した。
- 数値より見た目の強さやランク(Diamond等)を重視し、対戦後にSNS共有できるサマリーを出す方針を定めた。
【セッション2】セールス現場のGrok Bot実務&Matt Berman合流
- セールス現場向け活用法(Chrisほか):
- 商談コール中にエンジニアBotへチャットし技術手順や実績データを即座に回答する実務、ウェビナー参加者リストからのアウトリーチ自動下書き、出張精算、X APIリサーチを紹介。
- 録音ツールGranolaを一時停止して走らせる「Echo Bot」で約2分で提案スライド更新骨子を作成する手順を実演。
- セールス運用の要点として、日常スタックの最優先接続、1役1Botの専門分化、cronによる自律運用の3点を提示。
- コンテスト案内とMatt Berman合流:
- X上でのGrok Bot共有によるStarbaseツアー挑戦企画を案内(9月29日締切)。
- AI特化クリエイターのMatt Bermanがスタジオに合流した。
【セッション3】Matt Berman対談、Nokiaの50M行分析、Stanford生の就活Bot
- Matt Berman対談:
- 買収に伴う社内オンボーディングでBotがSlackやNotionを横断検索し質問DMが解消された事例を紹介。
- PG&E電気代プラン見直しデモ: 電力会社の通知メールスクショをBotに渡し過去12ヶ月の使用データ照合でEV向けプランへ変更。年約1,000ドルの節約を作業時間約60秒で達成した。
- 指示窓口をChief of Staff(CoS)へ集約する構成の有用性を議論した。
- Nokiaの事例:
- 5,000万行を超えるレガシーコードの構造解析を、Cursorを活用して2名・約2週間で初期完了させた事例を紹介した。
- Stanford大学インターンによる就活ボット:
- Recruiter Finder(情報収集・CSV化)、Alumni DBスクレイパー(同窓生名簿巡回)、Cover Letter Writer & Sweet Job Applier(応募PDF自動作成)、Cover Letter Critic(トーン評価)を紹介。「履歴書の内容は絶対に盛るな」と助言。
【セッション4】Remotion動画量産&SimonのSDR兵士軍団
- Remotionによる動画広告自動化(Shardul):
- Cursor Design Modeと高速LLMを組み合わせ、正方形動画から縦長(9:16)動画アセットを数分で量産。
- エージェントはコードの読み書きに優れるため、GUIソフトよりReactコードで描画するRemotionの方が親和性が高いと説明。
- Simon(xAI GTM / SDR)による自律型営業デモ:
- AI成熟段階(Chat → Copilot → スタッフ組織化)を解説。
- CoS、Shakespeare(良好な返信メールを学習)、Simon Soldier軍団(50〜100社のアカウント調査)、Customer Botを編成。
- 毎朝50社をリスト化しCSV経由でGmail下書きを作成。Gong商談ログを反映しSalesforceステージ進行で送信停止するルーチンを実演。
【セッション5】SDRワークフロー完走、無料キャンペーン&ゲーム本格開発
- Simonセッション総括:
- 検索エンジンExa連携と並列調査(Army Huddle)を組み合わせ、200社のアカウント調査を高速処理。タスク単体ではなくE2E業務フローで完結させる重要性を説明した。
- プロモーション発表:
- 配信中にDr. Eggbotテンプレートを複製した先着1,000名へ1ヶ月無料($200相当)を提供するキャンペーンを発表した。
- ゲーム開発の本格化:
- フロントエンドとバックエンドをNext.js/Reactで分離。
- 創業エンジニアBot「Bake」がPRを監視しマージ進行。音声モードでSlackメンション監視Botを作成しNotion進捗管理と連携させた。
【セッション6】ゲーム「Cupcake」本格ビルド、日常の工場化、1Password連携
- 日常業務の工場化実例:
- ネットワークプリンタでの朝ジャーナル印刷、Lenny Rachitskyの実例(駐車違反金の自動納付)、フリマ出品写真のメタデータ生成、計算ドリル印刷等を紹介。
- アラートを契機に調査Botが走るイベント駆動運用の思想を提示。
- Cupcake開発の進展:
- Notionに「Cupcakeカンバン」を設置し、唯一の正本(Source of Truth)として運用。
- 3Dプロトタイプ検証Bot「Glow」を配備。デザイナーBot「Crit」のテキストを「unslop / bro」スキルでカジュアルに修正。
- 1Password連携発表(x.com/bot):APIキーや認証情報の安全な受け渡しが可能となった。
- 初期開発方針: 「ゼロイチの初期段階では壊れたテストコードを削除してでも出荷(Ship)を最優先する」という方針が示された。
【セッション7】音響Bot投入&Davidのカスタマーサポート(CS)徹底講義
- Cupcakeビルド加速:
- P-Stackの検証スウォーム(Fuzzingエージェント)でUI耐久テストを実施。PRマージを「mashed」と呼ぶ開発文化を定着させた。
- 視聴者要望に応じ、Dr. Eggbotから音響担当Bot「Tones」を生成しNotionへタスクを投入した。
- David(SpaceX AI / User Ops)のCS講義:
- AI成熟ステップをCrawl(要約)→ Walk(下書き作成・人間確認)→ Run(自動送信+監視)と分類。
- 架空格安航空「Fly Low」(月20ドル機内WiFi)を題材にした実演(Plain、Notion、Stripe、Slack連携):
- Alex(パスワード忘れ):高信頼度で自動返信。
- Ben(Okta SSO):推測を避け低信頼度としてSlackへ人間対応アラートを発行。
- Carter & Damon(返金):14日以内のCarterは自動返金。20日経過のDamonには内部SOPを漏らさず規約に沿って丁寧に否認した。
【セッション8】CSワークショップ完走、サウンド試聴&Day2クローズ
- CSワークショップ完走とTuneループ:
- Elena(未知の質問「WiFiパスワード共有可否」):Botは保留。管理者がNotionナレッジ(Tune)に「共有不可」と1行追加して再実行すると即座に回答文を生成。
- 社内Slackから返金SOPを照会する機能も実演。チケットコスト(中難易度$1〜2、単純チケット$0.20)やナレッジ更新時のGitHub PR + Code Owners + Bugbot活用を説明。
- スタジオ復帰とDay2ラップアップ:
- 音響Bot「Tones」がStrudel/Sunoで作成したロビー曲・バトル曲・ドラフト曲を試聴。
- Xログインとリーダーボードを統合した画面を公開し、プレイテスターBot(Wisk, Crumb)でボトルネックを分析。
- Matt PalmerがDay3の広告枠MVPスプリントを予告し、2日目を終了した。
Day3
【セグメント1:開幕〜ローンチ前】MarOps講義とデプロイ準備
- RevOps/MarOps向けトーク:
- 「ルールを文書で配布するのではなく、ルールを組み込んだツールを作る」方針を提示。
- チーム編成:OP-1(CoS)、Fisher(送受信)、Juno(PM・要件定義)、Owned(エンジニア)。
- スワイプ式リード判定アプリを実演(左スワイプで理由選択必須の失注処理、右スワイプでフォローアップ投入)。Junoが粗いアイデアから仕様化しOwnedへ実装受け渡しするフローを解説。
- 本番デプロイ準備:
- ClerkによるXログイン連携、PlanetScale DB、Vercel Serverlessの配線を実施。
- 未完成な部分を残しつつも、早期公開してフィードバックを得る方針に基づき即時公開を決定した。
【セグメント2:午前10時】「Thursday Arena」本番ローンチ&トラフィックスパイク
- ブランド公開とゲーム仕様:
- 公式サイト
thursdayarena.comおよび公式X(@ThursdayArena)を公開。 - 無料ブラウザオートバトラー。キャプテン選択、ミステリーチームメイト、3ラウンド制。トークンとフード、最大3ボット、72ファイター。ゲスト練習、XログインとElo。実在のGrok Botをカード化し10ゴールドで購入・配置して戦う仕様も実装。「Freeze」「りんご(+1/+1バフ)」を実装。
- トラフィックスパイクと初期不具合:
- 公開直後からアクセスが急増し数百人が同時接続。
- 全ゴールド消費によるショップ詰み、ログアウト不能、名前が「Unknown bot」になる表示不具合、マッチング問題が発生。
- 初期フィードバック分類は「バグ約71%、称賛約16%」となり、新機能開発を停止しコアループ修復に全戦力を集中した。
【セグメント3:午後前半】フィードバック工場の全自動化&CS・グロース戦略
- 「Feedback Factory」の稼働:
- ゲーム内報告をSlack
#feedbackへ集約。SteveからDr. Eggbot経由でトリアージBot「Crumble」を生成。 - CrumbleがChromeブラウザを操作(Computer Use)してバグを実機再現しNotionへ起票。
- 監査Bot「Hash Brown」が確認後、Cursor Cloud Agentsへ修正タスクを投入し自動修正・マージを行うループを稼働させた。
- VincentとのPLG議論:
- 練習モードからXログインへの転換率向上に向け、数戦プレイ後にサインインを促すポップアップ導入を決定。動的OGリザルト画像生成をNotionへ登録した。
- Blake SchulerのCSデモ:
- Gus配下の10体Bot運用を紹介。Gusの社内会議代理出席、通話直後のメール下書き・Slack報告・PDF作成を行う「Harborポストコールパック」、合議制スタッフミーティングを実演。
【セグメント4:午後後半】マネタイズ壁打ち(Stripe Dan)、ボイスモード発表、マーケ自動化
- マネタイズ議論(Stripe Dan Hill):
- 課金者が有利になるPay-to-Winを排除。スポンサーBotカード、ティッカー広告枠、リーダーボード有料ピン行によるマネタイズ方針を確定した。
- 会話中にエンジニアBot「Bake」が235件以上のPRを処理した開発速度が言及された。
- Grok Bot「ボイスモード」発表:
- 音声対話機能が
x.com/botで正式リリース。LaurenがBakeに「PR #269をマージし、#220のコンフリクトを解消して」と口頭指示し完了させた。 - スタジオ電話への発信からボイスAgentが電話フィードバックを受け付けてSlackへ連携するデモも行われた。
- マーケティングE2E自動化(Josh Kim):
- 架空航空「Xair」を題材に、競合調査からポジショニング、LP構築・公開まで特化型Botが自律ハンドオフするパイプラインを完走した。
【セグメント5:フィナーレ】本番ダウンからの復旧と「Mash more PRs」
- Eric合流と対戦機能改善:
- Ericが合流しアニメーション等を改善。ユーザーによる自動周回Botが登場し、リーダーボード最上位はDiamondランク(ELO 1200超)に到達した。
- 本番障害と復旧:
- 終了直前、自動化パイプラインの不正SQLにより本番環境がダウン。EricとCloud Agentが即座にパッチを作成・マージし数分でサイトを復旧させた。
- 広告入札システムで1ドルのスポンサー入札テストを完了。
- カンバンが全件Doneとなり、「Mash more PRs」の合図で72時間の配信が終了した。

コメント